HIZUME

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ATELIER HIZUME

日爪ノブキ(ヒヅメノブキ)が日々、数々の作品を生み出しているアトリエは、バスティーユ広場の近くで、セーヌ川の北側に位置し、かつてクラフトマンの聖地かのように、様々の分野の職人の工房が集まっていたパリ11区にある。

その建物は、フランスを代表する歴史的建造物であるエッフェル塔と同時期にギュスターヴ・エッフェル氏により設計されたものであり、100年以上もの歴史を持つパリ市の重要文化財である。 "MEILLEUR OUVRIER DE FRANCE(フランス国家最優秀職人章を受章)" の称号を持つ者の本来の使命である、知識と経験の未来の世代への継承の場として、フランス文化の象徴でもあるこの場所を選んだ。 重みのある歴史と前衛的なクリエーションとの融合。それは正に、日爪ノブキのものづくりの哲学そのものである。

NOBUKI HIZUME

帽子・ヘッドピースデザイナー / 帽子職人(MEILLEUR OUVRIER DE FRANCE)


日爪ノブキは、1979年、日本の滋賀県にて誕生する。彼の生まれ育ったところは、自然豊な町であり、そこで過ごした経験により、自然の持つ絶対美に触れ、彼のクリエーションの礎を築く。その後、人の存在を輝かせてくれるファッションの世界に魅了され、ファッションデザイナーの道を選ぶ。すでに世界的なファッションデザイナーとなっていた高田賢三氏や山本耀司氏らを輩出した文化服装学院に入学し、主席にて卒業する。

卒業後、イタリアでファッションデザイナーとしての経験を積む。
帰国後、ブロードウェイのトニー賞も受賞したミュージカル『Boy from the OZ』の帽子・ヘッドピースのチーフに抜擢され、この舞台での成功を機に帽子作りを始める。この舞台での成功を機に、その後数々の舞台や映画、ミュージシャンの帽子・ヘッドピースのデザイン/製作を担当する。これらの活動が評価され、2009年に文化庁の海外研修制度によりパリに派遣される。

渡仏後、世界最高峰の帽子アトリエにて経験を積み、2019年に帽子職人部門における“ MEILLEUR OUVRIER DE FRANCE(フランス国家最優秀職人章を受章):M.O.F. “に 日本人として初めて認定される。 デザイナーと帽子職人の両方の視点を持ち、より美しいバランス・ボリューム・ディティールのプロトタイプを作りあげる事ができ、その能力を求められ数々のパリのオートクチュールブランドとコラボレーションしている。

2019年、自身の帽子ブランド “ HIZUME ” をスタートさせ、『最高の帽子デザイナーとは最高の帽子職人でもある』という彼独自の哲学を元に、HIZUMEブランドの有機的でかつ都会的な世界観を究極にまで追及されたテクニックによって表現している。

HIZUME Official Homepage